Beautiful ceramics
by Hanako Nakazato

自然にインスパイアされた美しい器たち

MYLANのディレクター・佐々木敬子が個人的に愛用している陶芸家・中里花子さんの作品を六本木伊勢丹サローネのポップアップショップにてお取り扱いしています。

佐賀県唐津市とアメリカ・メイン州、ふたつの拠点で活動する彼女は、人間国宝の12代中里太郎右衛門を祖父に、父と兄は唐津焼の伝統と革新を担う陶芸家という陶芸一家に生まれました。一般的に地味なベージュやグレーの印象が強い唐津焼ですが、花子さんがつくりだすのは美しいカラーのモダンなフォルムの器や花器たち。深みあるグリーンやブルーといったカラーから、花弁のようなデザインが特徴のチャクラシリーズ、うずらの卵から着想を得たUZURAシリーズなど、いずれも植物や果実といった自然界からインスピレーションを得ており、MYLANのものづくりにも通じるところがあります。

「一つの使い方にこだわらず、ファッションのように季節やその時のムードに応じて組み合わせを替えたり、うつわの使い方を工夫することで日々変化する日常を楽しんでほしい」という花子さん。そんな彼女の器たちは、日常使いはもちろんお正月や特別な日にも活躍してくれます。

今回は、様々な縁から唐津を訪れることが多い佐々木敬子が、花子さんの工房で直接セレクトした器や花器を豊富に取り揃えています。

国内外にファンが多い彼女の作品を直接ご覧いただける貴重な機会となっています。

お近くの方は、ぜひお立ち寄りください。


MYLAN POP UP SHOP六本木伊勢丹サローネ 1

日程:11月25日(水)~12月1日(火)
住所:東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン・ガレリア1F/2F
電話:03-6434-7975(直通)


中里花子

唐津に育ち16歳で単身渡米、以後半生をアメリカで過ごす。日本の独特な食文化に目覚め、大学卒業後帰郷し、父、中里隆より陶芸を学ぶ。2000年の東京、万葉洞での親子展を皮切りに、以後日本、アメリカ各地で数々の個展を開催。2007年に故郷唐津に独自の工房monohanakoを設立。2010年にメイン州にmonoahanako Westを設立。現在、唐津とメインを半年ずつ行き来して作陶している。

https://ja.monohanako.com/