ブランド誕生当初から、トレンドを追うよりも「いかに長く愛される一着を生み出すか」に重きをおいてきたMYLANの服作り。その過程において重要視している事のひとつが生地選びです。上質な天然素材——、それは可能な限り肌にも地球にも優しく、かつMYLANが大事にしている美しい色の発色を叶えられるものがいい。そんな理想を追求し、毎シーズン試行錯誤しています。そんな中で、ディレクター佐々木敬子が惚れ込んで、デビューコレクションからずっとお付き合いがあるのが、イタリアにあるファブリックメーカー、パガニーニ社。
ここへは毎シーズン、上質なリネンをオーダー。美しい色に染まった生地を見ると、作る前からワクワクしてしまいます。あまりに好き過ぎてリピートし続けているあるリネンには、「ほら、あなたが大好き生地だからcapriと名前をつけたよ」と、ついにMYLANが誕生するきっかけとなったカプリ島の名前をつけてくださったほど！ 2020年の春夏コレクションでは、まさにその生地Capriを使ったドレスやオールインワン、パンツなどが登場しています。
パガニーニ社のリネンの魅力は、ずばりその生地の風合いではないでしょうか。私たちの既存概念にあるシャリっと薄手のリネンとは異なる、肉厚でふわりとした生地の質感。それでいて着心地は不思議と涼やかなのです。だから蒸し暑い季節にはつい手に取ってしまう１枚に。品のあるほのかな艶とハリ感、気分が明るくなる美しい発色もポイントです。着こむほどに風合いが出て、肌に柔らかくなじむので、ぜひ長く愛せるお気に入りを見つけてみてください。
快適な着心地でいて、大人のマチュアな魅力を引き出すパガニーニリネンのリラックス感。それは一度体感すると虜になってしまうはず。
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